会社のことを第一に考え、自分らしさも出しながら。家族みんな、僕がデザインしたメガネを買ってくれた。

Recruit Magazine

Interview

新卒採用

早川 大地 Daichi Hayakawa

2017年4月入社(新卒採用→社内公募)

商品戦略本部 企画MD部

コンプレックスだったメガネが、オシャレになった。

Zoffとの出逢いについて教えてください。

子供の頃から視力が弱く、メガネをしていました。でも小学生の頃はメガネが嫌で、コンプレックスでした。高校生くらいになると、メガネもオシャレの道具のひとつになるんだと思うようになりました。ファッションに興味があり、服が大好きでしたが、お金がそんなにあるわけではないので、しょっちゅう服やメガネを買えるというわけではありません。そんなとき、Zoffのメガネなら気軽に買えると思って、Zoffに行きました。メガネをかえることで、オシャレが楽しめると気づいたんです。

最終面接のときに、自分が作ったポートフォリオを持っていった。

Zoffへの入社から、今の企画開発やデザインをすることになった経緯を教えてください。

2017年4月に新卒で店舗スタッフとして入社しました。実家からぎりぎり通える距離の、あべのキューズモール店で働き始めました。接客が好きでしたし、人と話すのも大好きなので、店舗での仕事は楽しかったです。
大学ではデザインを学んでいて、そのことを、Zoffの面接時にプレゼンしました。最終面接のときに、大学時代に自分が作ったポートフォリオを持っていって、その場で見せたのです。最終面接を担当していた社員の方に「店舗の面接なのに、こういうものを持ってくる人は珍しい」と面白がってもらえました。そして、これは後から聞いた話なのですが、その方がそのことを覚えていてくれたんですね。
入社して大阪の店舗に勤めている頃、本社商品部の部署が新しくなるタイミングがあり、そのときに「社内デザイナーをゼロから育てよう」ということになり、先の面接の記憶から僕にも声がかかったんです。店舗への配属からまだ1年半しか経っていない頃で、これからいろんなことを覚えて経験を積んでいこうと思っていたこともあり、悩んだのですが、「今これを逃したら、本社へ行ってデザインの仕事をすることは、もうないかもしれない」と思い至り、やってみよう、受けよう、と思いました。
ZoffのSPA方式が気に入っていましたから、いつかチャンスはあるかもしれないなとは思っていたのですが、こんなに早く機会が訪れるとは思わなかったので、ほんとうに幸運だったと思います。

家族全員が、僕がデザインしたメガネを買ってくれた。

本社でデザインの仕事を始めて、いかがでしたか。

Zoffは、挑戦させてくれる会社です。今の部署に入って、こんなに早く(デザイン画を)描かせてもらえるんだという驚きがまずありました。上司にも恵まれたのだと思います。上司は、「やってみよう」とすっと背中を押してくれました。もちろん最初は何もわかりませんから、いくつもデザイン画を描いていった「全ボツ」ということもありました。
2019年秋にリリースされたメガネのひとつが、僕のデザインだったのですが、それがけっこう売れ、ヒット商品になったんです。嬉しかったですね! 家族全員がそのメガネを買ってくれました。Zoffに入って、この仕事をできて、よかったなと思いました。
デザインは、最初の頃は手描きでもやっていたんですが、今はコンピューターを使って、イラストレーターで描いています。リモートワークになったことで、自宅で集中してやれるのは、よかったですね。ただ、デザインのインスピレーションは、街に出たときなど、外でもたくさん得ているので、いろんなモノを見て、観察して、仕事に生かしています。
世界中のいろんな著名人、セレブやアーティストたちで、メガネをかけている人がいると、その人のinstagramをフォローしたり、その人が出ている雑誌や映像を見たりします。もちろん、いろんなメガネの会社、ブランドのSNSなどを、フォローして見るようにしています。

身体を動かすことで、デザインのアイディアが浮かぶ。

コロナ渦、リモートワークになって、何か変わりましたか。

今は、週に1〜2日、青山のデザインオフィスに出勤、あとは自宅でリモートワークになっています。現在のこのルーティンは、自分にとても合っているというか、心地良く仕事ができています。
昨年春の緊急事態宣言のときには、まる3か月くらい、一日も会社に行かなくなりました。他の人はわかりませんが、僕に関して言えば、その「まったく会社に出ない」というスタイルは、合わなかったようです。3か月、(会社の)誰とも直接会わない、面と向かって言葉を交わさないというのは、ちょっと心が参っちゃいそうになる感じでした。もともと接客や人とのコミュニケーションが好きなので、「ずっと会わない」というのは、僕には向いていないみたいです。また、ファッションが好きで、会社に出るときにオシャレをして行くことも楽しみのひとつなので、「会社に出ない」となると、ぜんぜんオシャレをしなくなってしまうし、服を買う楽しみもなくなってしまうから、去年のその頃は困りましたね(笑)。ですので、今、週に1〜2日、届いた商品を見るため会社に出るというスタイルに戻れて、よかったです。
オフィスがある青山の辺りは、ただ街を歩いているだけでもたくさん刺激をもらえる場所なので、そういう意味でも、僕は出勤することが好きなんです。身体を動かすことで、移動することで、浮かんでくるアイディアやデザインも、あると思います。

夕焼けの空の色からデザインのインスピレーションを得る。

メガネのデザイン作りの楽しさ、歓びは、どんなことでしょうか。

メガネのデザインは、洋服のそれとはまったく異なります。僕は長年メガネを、オシャレの一環として見てきました。どちらかというと、奇抜な感じでも自分が「面白い」と思えばいい、というところがあったのです。でも、突飛なだけでは、企画は通りません。まず、Zoffでコンスタントに人気があるのが、クラシックのフレームです。家や会社、学校で日常的にメガネをかける人たちは、そんな奇抜なデザインのメガネを求めていません。そして、僕が今、デザインを担当しているのが、スポーツと、ビジネスです。
他人のメガネをよく見るようになりました。「これは絶対自分ではかけないけど、Zoffで出したら売れるだろうな」というようなことも考えて、デザインに臨むようになりました。
でも、そんな中でも、自分らしさ、僕の個性を出すようにしています。Zoffとしてのベースがきちんとあった上で「自分らしさを出してもいいよ」と言ってもらえています。それが嬉しいですね。会社のことを第一に考え、でも自分も楽しみながら、デザインをしています。
会社の先輩からこんなふうに言われたこともありました。「メガネ以外のところから(メガネのデザインを)持ってきてみても、いいんじゃないかな」。リモートワークで自分だけの時間が増えたからか、そういう「メガネ以外のところ」でデザインのヒントを得たり、インスピレーションをもらうことが、増えているように思います。
先日、夕方、夕焼けの空を見ていて、「あの美しいグラデーションが、メガネのフレームで出せないだろうか」と考えました。青とオレンジの境界にある、実にきれいな色合いでした。