
「企画の仕事をやってみたい」。
3度目の正直で掴んだ、MD部の仕事。
Zoffへの入社(最初の就職)から、現在の業務に携わることになった経緯を教えてください
2019年に新卒で入社し、3年目に副店長に昇進。最初の配属はご年配の方の来店が多く、ひとりひとりのお客様と接する時間が多くある店舗でした。2店舗目はファミリーモールで休日が忙しい店舗で、タイプの異なるお店でお客様と接した時間は良い経験になっています。副店長となった翌年に社内公募を利用し、商品部企画支援グループに異動しました。以降は組織変更が度々ありながらもMDとして商品に携わり、2025年4月にWomen’s/Kids事業部 MD/VMDグループ チーフに昇進し、現在に至ります
もともと「いつか商品企画に携わりたい」という思いで入社したので、社内公募はチャンスがあれば挑戦しようと決めていました。実はこれまでに3回応募していて、2回は不合格だったんです。だからこそ異動が決まったときは、本当に嬉しかったですね。
当時は社内インターンシップ制度もあり、最初の公募で落ちたあとにMD部のインターンシップに参加しました。参加メンバーと一緒に、実際の商品開発のプロセスに近い形で企画を考える経験ができたことで、仕事への理解が一段と深まったと感じています。
「メガネをかけている人が好き」。
就活中の面接や社員の雰囲気も、入社の決め手に。
Zoffで働きたいと思った理由をお聞かせください
将来的にはデザインや企画など、さまざまなことに挑戦できる仕事に就きたいと考えて就職活動をしていました。その中でZoffを選んだのは、SPA企業として幅広い仕事に関われそうだと感じたことと、もともとメガネをかけている人を見るのが好きだったことが大きな理由です。
私自身は日常的にメガネをかけるタイプではなかったのですが、「この人にはこんなメガネをかけてほしいな」とか、「このメガネきっと似合うだろうな」と想像するのが好きだったんです。
自宅の近くに店舗がなかったので、実際に足を運んだのは就職活動を始めたタイミングでした。面接を受ける中で、その時間自体がとても楽しく、社員の方々のやわらかい雰囲気に惹かれたことが入社の決め手になりました。ちなみに、はじめてZoffを知ったのは長瀬智也さんのCMでした。かっこよさとユーモアがあって、とても印象に残っています。

市場調査も、重要な任務。
「なぜ来てくれないか」の追求も大事に
現在の仕事内容を教えてください
MD部は、商品の企画から製造、販売計画、そして販売後のフォローまで一貫して関わる部署です。企画段階からデザイナーや生産部と連携しながらものづくりを進め、商品が完成したあとは制作部やマーケティング部、営業部と協力して販売計画を立てます。店頭に並んでからも売れ行きを見ながら、最後の1本まで売り切るための施策を考え、販売終了後は振り返りを行って次の企画へとつなげていきます。こうしてPDCAを回し続けるのが、MDの主な役割です。
MDというと商品企画のイメージが強いかもしれませんが、実は販売計画も非常に重要な仕事です。想定より売れないこともあれば、逆に売れすぎて在庫が不足してしまうこともあるため、需要予測の難しさを日々感じています。
また、市場調査も欠かせない業務のひとつです。メガネに限らず、アパレルや雑貨店の売り場づくりや打ち出している商品を観察しながら、いま市場で何が求められているのかを読み解きます。そのうえで特に大切にしているのが、「ご来店されたお客様が商品の購入に至らない理由、購入していただくには何が琴線に触れるのか。」という視点です。自分が担当した商品は最後まで責任をもって見届けたいという思いから、数字だけでなく市場全体の動きを意識しながら改善を続けています。

一番好きなのは、企画を考える時間。
半年~1年以上かけ、商品化を実現する
仕事のやりがい・醍醐味を教えてください
おそらくMDやデザイナーはみんな同じことを言うと思うのですが(笑)、自分が企画したメガネを街中でかけている方を見かけると、「あ、かけてくれている」と嬉しくなります。担当した商品は、パッと見ただけでわかるんですよね。
仕事の中でいちばん楽しいのは、企画を考えている時間です。企画を考えるときには、実際にメガネをかけてくださる方をリアルに想像し、その生活スタイルに寄り添えるアイテムとなることを意識しています。
私の場合は、コラボ企画、特にキャラクターものに携わることが多く、世界観を丁寧に汲み取りながら先方のご要望とすり合わせていく工程には難しさもありますが、その分大きなやりがいを感じています。
これまでにない規模感のコラボ。
成功の陰には、多くの人の力があった
入社後、今までで達成感を得た印象に残っている出来事について教えてください
2024年に企画した株式会社サンリオとの初めてのコラボレーションは、特に印象に残っています。これまでに経験のない規模のプロジェクトで、多くの部署と連携しながら進める必要がありました。商品を進めるにあたっては様々な課題もありましたが、デザイナーや生産部の協力を得て無事に発売をすることができ、本当にたくさんの人の力があって商品は成り立っているのだと改めて実感しました。
また、発売後に携わった「Zoff presents “EYEがむぎゅっと”フェス」では、多くのお客様が実際にコラボメガネをかけて参加してくださり、直接うれしいお声を聞くことができました。普段はお客様の感想を直接伺う機会が少ない分、「企画に携わることができてよかった」と心から感じた瞬間でした。
現在もさまざまなコラボ商品を担当していますが、キャラクターが変わるとファン層も大きく異なります。その特性を分析しながら企画を組み立てていくのは難しさもありますが、予測が当たったときの喜びは大きいですね。

コミュニケーションに苦労しつつも
周囲に支えられ、安心して働けるように
働く中で辛い局面はありましたか?そしてそれをどう乗り越えたか教えてください
学生時代のアルバイト経験から、自分はあまり接客が得意ではないと思っていました。ただ、店舗に配属されてから、お客様に「いいメガネを選んでくれてありがとう」といった言葉をいただけるようになり、少しずつ苦手意識を克服していくことができました。もともとメガネをかけている人を見るのが好きで入社したので、「この方にはこんなメガネが似合いそう」と考えながら接客する時間は楽しく、日々のモチベーションにもなっていました。
MD部に異動してからは、多くの部署と関わる機会が増えました。もともとコミュニケーションが得意なタイプではないこともあり、「この人に相談していいのかな」と迷うことも多く、最初は少し負荷を感じていたと思います。また、Excelなどのデータを細かく扱う業務も増えたため、慣れるまでには時間がかかりました。
それでも、上司や先輩に同行させていただいたり、丁寧に教えてもらったりする中で徐々に慣れていき、今では安心して業務に取り組めるようになりました。
自分の考えたメガネが
街中で流行を生み出せる存在に
今後の目標をお聞かせください
さまざまな仕事に挑戦したいという思いで入社しましたが、今はMDの仕事がとても楽しく、これからもより売れる商品を生み出していきたいと考えています。そして、流行をつくる存在として、Zoffのメガネをさらに広げていくことがいちばんの目標です。Zoffにはおしゃれでファッショナブルなイメージがあるので、色使いやさりげないディテールで他にはない商品を生み出していきたいと思っています。
販売後のお客様の反応まで一貫して見届けられるのは、SPA企業ならではの面白さだと感じています。そうした強みを活かしながら、これからも市場に新しい価値を届けられる企画を生み出していきたいです。
