「毎日違う自分でいたいから、メガネ」
俳優 生瀬勝久
まあ、服装に合わせてということはもちろんありますけど、基本的には僕は気分でメガネを変えちゃってますね。同じ場所で、同じイメージでいたくない。ルーティンを作らないのが僕のルーティンで、毎日違う自分でありたいし、その意味でいえばメガネを変えることで違う自分になって人を騙しちゃうこともできるなっていう。このメガネはとにかく軽くて、つるの部分にバネ的なフィット感があってズレがないです。鼻パッドも柔らかいのにしっかりしていて、これ大事なんですよね。普段使いもできるしちょっとインテリっぽくも見える。つるのところに入っている差し色も効いてるし。これ、カラーレンズにもなりますよね、ゴルフの時にもいいと思う。

全部並べて見てみたい。生瀬さんの顔芝居。
撮影がスタートした。1回、2回とシャッターが切られる。すると、生瀬さんは表情を変え始めた。大笑い、しかめっ面、すねたり、威張ったり、微笑んでみたり。カメラマンが要求したわけではない。5回、10回、シャッターのたび、顔のお芝居は続く。20回、25回、手の動きをまじえたり、姿勢を変えたりしながらまだまだ惜しみなく続く。その顔がみんないい。人間味といえばいいのか、どれにもそれぞれの味がある。リアルで、血の通った温かみがある。 モニターに映し出されるそれらの顔を見ているうちに、アイデアがひとつ。今日撮った生瀬さんの顔芝居を余さずプリントして額装し、ギャラリーの壁に飾ってみたい。相当に楽しい写真展になるはずだ。
やっぱりプロだねえ、といわれる存在になりたい。
引く手あまた、という形容がふさわしい生瀬さんの大活躍。キャリアを積み重ねてきた過程で大切にされてきたこととは何だろう。
「ああ、使いやすいなあ、扱いやすいなあ、という存在になりきる。僕は演出したりもするので、自分がつくる立場にいる時に、どんな存在であれば、つくり手さんたちにとっていちばんいいかということをよーく考える。そういう者になりきりたい。そして求められる以上にお応えできればいいなっていう。それがいちばん助かるんです、つくり手側に立ってみると。ずっと、プロになりたいという思いがあって。誰よりもプロの役者になりたい、やっぱりプロだねえといわれる存在に。生瀬勝久っていうのはどうでもいいんですよ。僕の個性とか考えとかは、僕の家族や会社の人が知っていればよくて、役者としてどういうふうにあればいいかといえば、それは現場で期待に応えられたらいいのかなと。その期待をずいぶんと越えるくらいに応えていく」。
お聴きして、じつに合点が入った、腑に落ちた。今日の撮影で、しかと拝見させて頂いた顔芝居。その芯にある生瀬さんのスピリット。
とにかく軽くてズレない。ちょっとインテリっぽくも見えるし。
今日、生瀬さんにかけていただいたメガネは、Zoff SNAP GRIP。かつてない装着感を追求して、プラスチック性テンプル(つる)の内側に、軽量かつ柔軟性に富む薄型ベータチタンの板を内蔵。この構造でスマートなルックスと優れたフィット感を両立している。
「とにかく軽くて、つる部分にちょっとバネ的なフィット感があってズレない。鼻パッドがゴム製で、柔らかいのにしっかりしていて。これ大事なんです。ソファで横になった時にも気にならないし、機能的にすごく優れてます。普段使いもできるし、なんかちょっとインテリっぽくも見える。つるのところに入っている差し色も効いてるし。これ、カラーレンズにもなりますよね、ゴルフの時にもいいと思う」。
メガネを変える。毎日、毎日違う自分でいたいから。
今お手持ちのメガネは何本くらいありますか。
「えーと、数えたことはないですけど、50本以上はあります。これにはちょっと事情がありまして、20年ほど前に仕事で福井県の鯖江にあるメガネづくりの現場に伺ったことがあって、それがご縁でその後しばらくの間、毎月1本、新作を購入していたので」。
その日かけるメガネは、例えば服装に合わせてとか、ですか。
「まあ、それももちろんありますけど、基本的には僕は気分でメガネを変えちゃってますね。同じ場所で、同じイメージでいたくない。いつも違う道を歩いていたい。ルーティンを作らないのが僕のルーティンなので。毎日、毎日違う自分でいたいし、その意味で言えばメガネを変えることで違う自分になって人を騙しちゃうこともできるなっていう」。
ドラマなどでも、メガネをかけている役が多い印象を受けます。
「そうですね、7割8割はかけてますね。自分から提案することはほとんどなくて。それは衣装にしても、メイクにしてもそうなんですけどね。いくつかメガネを持ってきてくださいとなったら、台本を読んでこういう感じはどうかと、手持ちから選んで持っていきます。僕はずっとメガネをかけてきたので、メガネはすごくリアルなもの。だからそれが度入りじゃなかったりすると、何だか納得がいかないというか。ちゃんと度が入っていれば横から見た時に景色がちょっと屈折するからすぐわかる。そうじゃないと、どうも落ち着かない。そんな意味も含めて、メガネは僕にとって、ほんとうになくてはならないものですね」。
今は1日1食。すこぶる健康です。
この4月からはテレビ東京 ドラマ9『刑事、ふりだしに戻る』が新たにスタート。他、TBS『巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会』、NHK『釣りびと万歳』はレギュラーで出演中の生瀬さん。長い休暇が取れたら、行きたい場所とかはありますか。
「ないです、何もないです。今のままのペースで行きたいです。まとまった休みが取れたりしたら、ちょっと不安になるかもしれないですね、ずっと働いてきたので。人気商売?うーん、人気というより需要の商売ですからね」。
それでは、貴重な休日にいちばんリラックスできるのはどんな時ですか。
「リラックスってそんなに意識していなくて。好きな仕事をやれていることでもういいのかなって。今は、このあと何を食べようか、ですね。暇な時間ってないんですよ、やるべきことがいっぱいあって。それはすべてやらなきゃいけないことで、だから自分で好きに自由に選べるのはご飯なんですよ。今日は何を食べよう、食べて、ああ、美味しかった、さあ、寝よう、ということの繰り返しで。もちろん趣味もありますけど、それって毎日はできませんからね」。
では楽しみは3度のご飯ですね。
「僕ね、今1日1食を続けてます。去年も5月から10月頃までやりましたけど。朝はバナナは食べます、それとコーヒー。仕事をして、昼は食べないで水分だけ。それで、夜は好きなものを好きなだけ食べます。寝る3時間前までには食べ終わるようにしてますけど。体にいいものを選んでとかはまったく考えませんし、お腹いっぱい食べます。今65歳ですけど、世の中に65歳の方々がたくさんいらっしゃる中で、僕がいちばん食べるんじゃないかな、そのくらい食べますよ。はい、すこぶる健康です!」。
なませ・かつひさ
◎1960年兵庫県生まれ。大学在学中に関西の人気劇団に入団、4代目座長を務める。その後、個性派俳優として、舞台や映像で幅広く活躍。4月17日(金)からスタートする「刑事、ふりだしに戻る」(テレビ東京系)に出演する。
着用モデル:Zoff SNAP GRIP ZA261024_ 14E2 ¥ 11,100(セットレンズ代込)
プラスチック製テンプル部分に薄いベータチタンの板を内蔵し、バネ性を持たせることでフレームが反っても元に戻る構造に。側頭部への圧力を分散させるため、長時間の着用でも快適さが続きます。また、都会的な印象と高いフィット感を両立させ、スポーツにも最適です。フロントサイドに施されたカラーラインもアクセントに。