社会
TOPICS

メガネのZoff「目の健康」を啓発する出張授業~秋田県能代市立浅内小学校~

全校児童53名、保護者、教職員が“目の健康”について、考えるきっかけになることを目指す

Zoffは、コロナ禍による子どもたちのデジタルデバイス接触時間の増加や、紫外線対策の意識の高まりを受け、子どもたちの目の健康をサポートするために、目の仕組みや目の健康について考えるプログラム「メガネのZoff出張授業」を、2025年12月5日(金)に秋田県能代市立浅内小学校で、全校児童、および保護者を対象に実施しました。秋田県での出張授業の実施は今回が初めてとなります。

コロナ禍によるデジタルシフトの加速に伴う、子どもたちのデジタルデバイスへの接触時間の増加や、紫外線対策の意識の高まりが増加したことで、子どもの目に対する意識は高いにも関わらず、子どもの目のケアを十分行えていると思う親や教職員は少ない現状です。Zoffは目に関する知識を活かした授業を行い、より多くの子どもたちに楽しみながら学んでもらうことで、子どもたちが日常生活の中で“目の健康”や“タブレットなどのデジタルデバイスの適切な使い方”、”紫外線から身を守る方法”について考えるきっかけになることを目指します。

【授業の様子】

始めに、Zoffの講師担当者から、クイズを出題しました。児童たちは提示された選択肢に対して積極的に挙手をし、正解が発表されるごとに喜びや驚きの反応が見られました。続いて、“視力”について、現在の子供の視力低下が増加傾向にあることを説明したのち、“目を守る生活習慣”と題して、児童の1日のスケジュールに合わせた目に良い習慣を、クイズを交えながら説明し、児童たちは真剣に耳を傾けていました。続いて、目の筋肉をやわらげる“アイケア体操”を行い、児童たちが楽しく実践する様子が見られました。最後の質問コーナーでは、児童から多くの質問が挙げられ、「目」についてもっと知りたいという様子が伺えました。

【プログラム内容】

「メガネのZoff出張授業」は、「タブレットなどデジタルデバイスの正しい使用方法を伝えて欲しい」という小学校側からの要望などを授業内容に反映し、普段子どもたちがあまり意識をしていない「目」に対して、子どもたちと一緒に自分たちの目を大切に守り、健康を維持することを考えるプログラムです。目の健康に関する内容を、子どもたちと楽しく学び、知ることを目指します。児童たちに対して単に情報を伝えるだけでなく、クイズを通じて楽しむことで、目の健康に関する情報を得ることを目的としています。実際の授業では、児童が積極的に参加する姿が見受けられ、学校にとっても納得感のある内容となりました。

【実施概要】

プログラム名            :メガネのZoff出張授業

場所                         :秋田県能代市立浅内小学校

日時                         :2025年12月5日(金)

参加者                      :全校児童53名、保護者、教職員

【参加者の声】

・児童の感想

「目についてもっといろいろなことが知りたいです。」(1年生)

「メディアを使いすぎたときはアイケア体操をしたいです。」(3年生)

「ふだんから画面を見たあとは目を休めたり、教わったアイケア体そうをしてよい生活習慣をおくりたいです。」(4年生)

「目のことを教えてもらったので、これからはしっかりその事を意識していきたいです。」(5年生)

「ブルーベリーやブロッコリーなどを食べれば、目にいい栄養がとれることがわかりました。ブルーベリーやブロッコリーなどをたくさん食べて、目をよくしたいです。ありがとうございました。」(6年生)

・保護者・教職員の皆さまの感想

「クイズなどがあり、子供たちにも飽きない構成で良かったと思う。目のストレッチやマッサージなどは子供たけでなく自分もやろうと思った。」(保護者)

「クイズも楽しかったですし、目についての講演は今、まさに心配なことでもあったので子供と一緒に同じ事聴けて良かったと思います。今日のお話で、目は大事!ってことどれだけ伝わったか話題にしてみたいと思います。」(保護者)

「目によい食べ物、紫外線による害等について分かりやすくお話しいただき、ありがたかったです。クイズ、説明、アイケア体操と内容が工夫され、子どもたちも興味をもって最後まで聞いていました。スマホやタブレットなしの生活は考えられませんが、健康被害等デメリットにも目を向けさせ、実践に生きる教育活動を進めていきたいと思います。本日は、どうもありがとうございました。」(教職員)

・養護教諭・野呂先生の感想

「先日は、お忙しい中、出張授業においでくださり、誠にありがとうございました。遠方にも関わらず、快く引き受けてくださり、感謝申し上げます。目の健康が全国的にも問題とされておりますが、本校も例外ではなく、視力の低下、そして低年齢化が気になり、今年度は健康課題を『目の健康』として取り組んでまいりました。そこで、Zoffさんの出張授業の存在を知り、申し込ませていただきました。当日は、1~6年生と保護者という幅広い年齢層でしたが、1日の生活を振り返りながらのクイズやアイケア体操など、みんなで参加できる内容で、親子で考えるよいきっかけとなりました。学校では電子黒板、タブレットの使用が当たり前となり、家庭ではゲームやスマホの使用がより低年齢化しています。だからこそ、その影響を十分に理解し、うまく付き合っていくことが大切だと思います。今回ご指導いただいたことを、学校、家庭で実践していきたいと思います。」

今後もZoffは、子どもたちが日常生活の中で、目の健康やデジタルデバイスの適切な使い方、紫外線対策について考えるきっかけとなる取り組みを実施していきたいと考えております。

Related Articles 関連記事